VAIO S11 を1ヶ月使用したので再レビュー
2016-02-09
VAIO S11 を購入してから6週間くらい経つのですが
SIMが抜けなくなったり、分解したり、SSD換装したりしてたり、SSDの規格を間違えたり、
とまぁ、いろいろありましたのでやっと実使用1ヶ月くらいになりました。
そこで再レビューしてみたいと思います。ってあれ?初回レビューしたっけな?
完璧な分解をした記事を初回レビューだと思ってください(^^
もちろん良いことも多いのですが、マイナスポイントも最後に書いてみました。
使ってみて不満だったところ。そっちの方が知りたい人が多いのかな-と。
ノートPCといっても2種類あります。
1つは
通常はデスクに置いて使っててたまーに持ち出しするのもの、ちょっと大きいノートPCですね。
日本では何故かラップトップと呼ばれたりします。
元々の英語は「膝上」で使うもの、という意味ですが 2kg 以上のPCを膝上で使うには一般の日本人には苦痛だと思います(笑
もう1つがモバイルノートPC。
常に持ち歩ける軽量のものですね。VAIO S11 が確実にこの領域です。
この2種類の線引きは、
体格によっても違うでしょうし、持ち歩く機材によっても違うでしょうし、移動手段によっても違うと思います。
重さもポイントですけど
一般的にラップトップは筐体が大きいので高機能のCPUを載せてる物があります。消費電力も高い高機能なやつ。
一方モバイルPCは省電力(バッテリー持ち)を重視して非力な性能のCPUであることが多いです。
Macbook とか、とっても非力です。
Macbook Pro15 とかになるとかなり強力なCPUを積んでますよね。でも重い、と。
さてさてうんちくはいいから VAIO S11 は一体どうなんや?
はい。
この軽さと取り回しの良さでこの性能、、、惚れ惚れします。
正直こんなに気に入るとは思いませんでした。
購入モデルは第六世代 i5 にメモリ4GB ですから正直不安だったんです。
というか全く期待してなかった。
ここ3年のPCライフはこんな感じでした
僕の場合、取引先でプレゼンしながら画像編集しつつ
Chromeでタブを何十個も開くことがあります。
以前使ってた VAIO TAP11 i5(Y)メモリ4GB だと
Chromeのイヤイヤ期が始まり、ファンがうなります。熱くなります。Chrome落ちます。画像編集ソフトがくるくる回ったまま気絶。ヘコみます。
VAIO Duo13 i7 メモリ8GB だとかなり動きます。こいつはVAIO史上最高傑作の日本製PCだと今でも思ってます。
でも重い。重量が。
Macbook Pro13 (2015) i5 だと動きます。熱いです。手が熱い。底が熱い。売るとき用に大事にしないといけないのでついつい過保護にしてしまいます。ケースで傷から守ります。更に重い、カバンが重い。。。人にぶつからないように避けます。突然沸き上がってくるストレスから解放されたい衝動。いっそぶん投げたい。
そして VAIO S11 は、、、
カバンを選ばないコンパクトサイズに 920gの軽量。
電車でぎゅうぎゅうになろうが、裸のままカバンにIN しても、落っことしても安心の高剛性。安らぐ心。軽いだけではダメなんです。
あまり汚れないキーボード。コトコト静かだし歪まないのでタイピングしやすい。
僕の場合、Macbook Pro13 のキーボードはキーの隙間が広くて爪がひっかかったりと全然合わなかった。なんでこんなに評価されてるのだろう?Macだから?
ちなみにいつもはメカニカルキーボード(黒軸)使ってます。それに比べたら VAIO S11 もイマイチなんだけど十分実用できる範囲。静か固くて打ちやすい。嬉しい誤算。予想以上に良かったです。
S11 はデスクに置いたまま片手で開く軽いヒンジ。一方 S13 は片手で開かない固いヒンジ(開く機体もある。へたってる?)。
すっと片手で開くノートはストレスフリーです。
これって毎回の動作なのでとっても大事なんです。この筐体の軽さ(920g)でこれはかなり凄いと思います。
VAIO Pro13, mk2, S13 あたりは、もう片手で押さえとかないとうまく開かなかったりしてイライラするんですよね。お店で触って手に馴染まなかった。持ちたくない、というか。角が刺さって痛いし、とか不満が重なっていきます。
S11 は角が丸いのもポイント高いんです。カバンに引っかからないし。
それから良い点として、開く角度!
かなり倒せるので、ソファーで膝の上で作業できます。
タイピングも筐体全体の剛性のおかげでグニャグニャしないし、本当のラップトップですねこれ。
ほんと、どこでも作業の続きができるので助かります。姿勢も自由だし。
最近、こんなの買ったんですよ。ずっとやってると顎が痛くなるけど、これでも作業可能です。
その名も「うつぶせ寝クッション」(爆笑
たまに腰を伸ばせて良いですよ。
それとそれと S11 には有線LANがある。
これで助かることって割とあります。
Mac の人が「Wi-Fi、Wi-Fi わいふぁい」って探してるのを横目で見てます。密集地帯で混線してるのか中々繋がらなかったりしてね。そんなときにあって良かった有線LAN。
LTEがつながるところもいいですね。
でも 499MB までの 0円SIM なのでいつも容量を気にしてしまいます。
ハードに使うときは結局のところテザるかWi-Fiになってます。
うーん、微妙な感じになってきました。そろそろダメな点の発表。。。
VAIO S11 のダメなところ
バッテリー、公称15時間。は?
正直その3分の1も持ちません。下手したら4時間くらい。
これは高性能なために調子乗って負荷をかけすぎて電池食いまくってる僕の使い方も問題かも知れません。
無理な命令しても動いてしまうから仕方ないよね。
タッチパッド・・・おまえはダメだ。本当にダメ。
せっかくキーボードがコトコトと静かなのに、タッチパッドのクリックの「がちっ!」って音で台無しです。
精度も甘いし、押すときも重いし、ガチガチと五月蠅い。Macbook Pro13 の圧勝ですね。
2つしかないUSBを塞ぐのも勿体ないので、Bluetoothの静音マウスも使ってます。本当に静かで、コワーキングスペースやSkype時にかなり使えます。
でも僕、マウス苦手なんですよね。手首が疲れるから。いつもトラックボールです。
そして最大のダメポイント!
HDMIでつなぐのに Type-C が必要。
VGAを優先したのは分かるし、これ目当てで買ったところもあるから HDMIが犠牲になったのは分かるけど、、、
けど、Type-C の変換ケーブルを買うのも馬鹿らしい。
だって公式サイトでこれっすよ。
「なんだVAIO公式のType-C 対応ドッキングステーションあるんや。」
って誰だって思うでしょ。
はよ出して。
うちの4Kモニターが待っとぉよ~
考えてみたら不満に思ったのはそんなところです。
う~ん、考えても他にないなぁ。また探しておきます(^^;